
喉が痛いし熱っぽいけど
今の時期は病院できれば行きたくない!

オンラインで受診すればいいじゃん

その手があったか…!
でもどうやって??
オンライン診療とは?

インターネットでのテレビ電話も
電話で医師と話すのもオンライン診療です
昔は遠隔診療と呼ばれていたので
今でも「遠隔診療」とか「遠隔治療」と呼ぶ人がいますね
通信機器の発達により
いろいろな診療方法が可能になってきているので
ルールの整備が進められているところのようです

お母さんが電話で持病の薬をもらっていたけど
あれもオンライン診療だったのね!
オンライン診療のメリット良い点!

1.感染リスクが減る
新型コロナウイルスやインフルエンザなどの流行時期に
病院にできるだけ行きたくない気持ちはよく分かります
持病を持っている方や妊婦さんお子さんが小さい方などは
できるだけウイルスを家庭に持ち込みたくないですよね!
オンライン診療にして
接触や外出を少なくすることイコール感染リスクを減らすこと
につながります
2.体力の温存&時間の短縮になる

病院って行くだけですっごい疲れますよね…
病院への行き帰り・待ち時間・処方箋をもらってからの移動
など受診は思った以上に体力を奪います
発熱や吐き気があったりするときには座っているだけでも辛いものです。
オンラインで見てもらえるならその辛さは軽減でき
回復のために体力を使えるのは良いですよね
オンライン診療にもデメリット悪い点があるよ!

1.問診と視診だけでは限界がある
ふつう病院に行くと検温や血液検査など様々な検査がありますよね。
オンライン診療の場合はそれらの情報が無いので
医師には難しい診断が求められます…!
新型コロナウイルス流行以前は
『オンライン診療が受けられるのは再診(2回目の受診)から』
とされていた理由が分かります。

医師との信頼関係や基本的な情報があってこその
正確な診断ってことですね…!
2.なりすましなどの危険がある
厚生労働省のガイドラインを見ても
初診からオンライン診療を行う場合は
患者は保険証や身分証で本人確認をし
医師は医師免許の提示など
お互いに本人確認をすることが勧められています。
オンラインですから
他人に成り代わって受診したり
虚偽の申告をして不正に薬を受け取るなど
が簡単になってしまうわけです
オンライン診療の料金や支払い方法は?

【料金】 受診料+通信料や薬の送料などがかかる
オンライン診療の特別料金のようなものは存在しませんが
オンライン診療のためにかかった費用は請求されます。
例えば
- 薬や処方箋の配送にかかった送料や手数料
- 検査料
- 予約料
- 通話料や通信などオンラインにかかった費用
が加算されます
【支払い方法】 予約時に病院に確認しよう
オンライン診療の精算をどのようにするかは各病院によって対応が異なるので、予約のときに聞いておく必要があります
定期的に行く病院なら次回の受信時に合算ということもありますし
銀行振込やクレジットカードでの支払いが求められることもあります
事前にご確認ください
オンライン診療で保険は適用される?

厚生労働省のガイドラインによると
保険診療・自由診療(非保険)ともにオンライン診療可能となっています
オンライン診療でもいつもの受診と同じく
国民健康保険あるいは社会保険が適用されます
オンライン診療対応の医療機関はこちら

厚生労働省ホームページで
全国のオンライン診療対応をしている医療機関を調べることができます
オンライン診療アプリを調べてみた
全国1,000以上の医療機関で使えるクリニクスCLINICS
オンライン診療アプリのクリニクスは
スマホで予約→問診→ビデオ通話で受診→オンライン決済ができます
感染症の心配な時期だけでなく、仕事を休めない、家を空けられないといった人にもオススメのアプリです
使い方が分かりやすいオンライン診療アプリ・クロンcuron
待ち時間がない・受診しているところを人に見られずにすむ・仕事の合間に受診できるなどの理由で積極的に利用している人が多いようです
利用方法の説明が分かりやすく、初めての人にオススメな印象です
【オンライン診療】中国と日本との違い

人口が違う=医師の数が全然違う
中国ではオンライン診療のコマーシャルをよく見かけます。
おじいさん医師が自宅のような場所で
漢方を含め様々な治療法を提案している様子でした。
それもそのはず
中国ではオンライン診療の民間業者がたくさんあり
定年退職後の医師を雇って24時間対応しているんだそうです

医師不足・病院不足が深刻な日本の状況だと
中国のように
”たくさんあるオンライン医師の中から選ぶ”
というのは難しそうですね
中国人は高額医療に抵抗がない=オンライン診療マーケットが成長
お金にうるさい中国人も良い医療を受けるためにはすすんでお金を払います。
中国のオンライン診療は全額自己負担が一般的なので
めちゃくちゃ高いと思うのですが

遠方の有名な医師に診てもらえるなら…!

あの病院にしかない漢方を処方してもらえるから!
といった理由で
高い治療費を支払います(時には親戚中に借金してまで)
ビジネスとして成立するので
オンライン診療に乗り出す病院・医師が多いのだと思います

日本のシステムでは
オンライン診療を始めるにはお金も手間もかかる割に
病院側には特にメリットがないように思います…
まとめ:もしものためにオンライン診療の予備知識を!
- 電話・ビデオ通話どちらもオンライン診療
- オンライン診療ガイドラインは厚生労働省HPで
- オンライン診療にはメリットもデメリットもある
- オンライン診療でも保険は適用される
- 料金や支払い方法は予約時に確認しよう
- オンライン診療アプリもある(無くても大丈夫)
- 中国のオンライン診療と比べてはいけない
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