七宝老街は中国国内の人にとっても有名な観光地です。
平日でも上海市外から国外(アメリカ、イギリス、オースラリア)などから観光客が押し寄せにぎわっています。まして週末や祝日になると人がわんさかやって来ます。
そんな多くの人を魅了する観光地である七宝老街をごんたさんぽ!!してみました。
七宝老街とは
七宝は千年の歴史を持つと言われています。オールドストリートは北と南の2つの通りに分かれています。メインストリートでは軽食などの店がひしめいています。北の通りには主に観光客のために手工芸品、骨董品、書などの店があります。
全体の建築様式は明、清の時代からつたわる建築様式の街です。七宝の街のほとんどは白い木製のドアや窓が狭い、明、清時代から伝わる伝統的な建物、赤壁と黒のタイルの2階建ての家が並んでいます。
最近ではB級グルメをめぐり面白い食べ物を撮影していたり、歴史ある町並みをバックにインスタ用に撮影していたりとSNSに投稿するために訪れるスポットとして人気があるようです。
ごんたさんぽ開始! お土産の街 北大街~
歴史ある門をくぐると最初に目に付くのが 鐘楼(昔の時計塔)です。
七宝の宝の一つがこの時計塔の最上階に吊るされています。
この写真の1回中央上にある看板の中国語“氽” [tǔn]は方言でいう”浮動”意味があるようで伝説によると七宝の街には七日間の集中豪雨があり、雨が止んだ後に川に銅の鐘が浮かび、 “氽来钟”と命名されたようです。
ここを通り抜けてさんぽしているとメインストリートにたどり着きます。幅5m長さ200メートル程の路地には両側に土産物店が立ち並んでいます。
※注意※このストリートからすごい人混みなので盗難に遭わないようにして下さい。もしリュックサックを背負っているならば後ろではなく前に持って来て貴重品を守って下さい。
このお土産は工芸品、宝飾品、骨董品や絵画を販売してます。主に香水、お茶、靴、竹細工、シルク製品、皮製品、子どものおもちゃなどです。
北大街を散歩していると脇に曲がれる細道が出てきます。この道を歩いていくと桶や籠などを売っている木工製品屋さんなどがあり50年ほど前に日本でも一般家庭で使用していた!?らしきものを発見!(肩たたき棒や足つぼ健康細工)なんだかノスタルジックな気分になれます。
ごんたさんぽで一番困るのがトイレ事情なんですが中国では日本のように公共のトイレが整備されていないのが現状です
トイレに行きたくなったらこの細い道に必ずあります。
公共厕所 この文字の下に Toilet と記載された看板がありますので探してください
ノスタルジックな水郷の景色
お土産街を通り過ぎると橋が見えてきます。
ここは写真撮影のポイントなので橋のいたるところでパシャパシャしていますよ。
水郷 (中国語-水乡)とは
水のほとりの村、河川のある景勝地という意味があります。要するに川の景色が美しい町のことです。上海の中心地から近くにある七宝老街は気軽にいける水郷ですね。
B級グルメ食べ歩き街 南大街
次に短い橋を下ってまっすぐにのびたB級グルメ街の南大街をさんぽ
150m程の路地に様々な軽食などが6〜7種類あり中国国内観光地での一般的な食べ物が占めていますが日本人からすれば興味深い超B級グルメがたくさん売られています。
そこで上海在住筆者が勝手にランキングしてみました!!
七宝老街にある超B級グルメー 勝手にランキング
第3位 ハトやスズメの串丸焼きー姿や形がそのまま丸焼きになったもの
第2位 臭豆腐 (臭い豆腐)-豆腐を独特の臭いたれにつけて鉄板焼きにしたもの
第1位 うずらの卵の塩釜焼き
みなさんいかがでしたか?
私は購入して食べる意欲はありませんでしたが写真だけで胸がいっぱいでした。
筆者が実際に購入して自信を持ってオススメB級グルメもご紹介します
七宝老街にあるオススメB級グルメー勝手にランキング
第3位 葱油饼ー小麦粉の中に刻んだネギをいれて油で揚げた
表面はカリカリしていて中はネギがの香ばしい味が美味しい
第2位 海老の粉が入った小龍包
一口目で海老の風味のスープが弾けて口いっぱい海老になります。
第1位 海棠糕-中国版の今川焼き
一個5元(80円程)購入時には長蛇の列だったので人気があるのかも
七宝老街へのアクセス
地下鉄9号線の七宝駅の2号出口から歩いて10分ほどのところにあります。駅内にも地図がありますし地下鉄駅直結の万科というショッピングモールからも案内表示がありますので迷うことはないとおもいます。
ごんたさんぽのまとめ
- 中国の歴史を感じたい方は是非さんぽしてみてください
- B級グルメを食べてみたいというチャレンジ精神旺盛な方もさんぽしてみてください。

コメント