上海郊外にあるテムズタウンに模したテーマパークのような所をごんたさんぽしてみました。
ずーと前から散歩してみたかった!ランキングに入っている一つですが、なんせ中心部から離れているし地下鉄の駅からも遠いので交通の便も悪いのが原因でなかなかいけなかった場所でもあります。
良い!と思ったらなんでも模倣してしまう中国の気質は学ぶべき所も多いはずと思いいってみました。
テムズタウンとは? (泰晤士小镇)
上海中心部から約40km程の南西に松江区というエリアの中にある高級住宅街です。
テムズタウンがある松江区は上海郊外にある镇(村)でしたが経済開放して外資系企業を誘致するようになると欧米や日系、香港系企業が進出し外資系メーカーの工場が建ち並び、平行して町全体も発展していきました。
富裕層が松江区にくるようになると共に高級住宅街も必要になり広大な土地に住宅、ショッピングセンターや公園などを含めた一つの町を作ってしまうといった住宅開発が行われていきました。
テムズタウンはカナダ企業と政府の提携で進められイギリスの街並みを模した街づくりがおこなわれ2005年に完成。
町全体のレイアウトから一つ一つのレンガに至るまで、ヨーロッパスタイルを模していてブロックごとに外観が違います。
町の東側には大きな人工の湖とマリーナがあります。
コンセプトは「生活、余暇、創造性」なので町中にはアートギャラリーやホテル、美術館、結婚式場、商業施設などがあります。
ごんたさんぽ開始!
松江区の中に一つの町がつくられているので広いです。
総建築面積は98万㎡なので東京ディズニーシーの大きさ(49万㎡)と東京ディズニーランド(46万㎡)合わせたぐらいの広さですね。
まさにテーマパークのようなものです。
ごんたさんぽ当日も朝9時ぐらいから開始して一通りのエリアを見終えるまでの所要時間は6時間程でした。
ディズニーシーとディズニーランドをアトラクションを乗らずただ徒歩で回るだけでも6時間ぐらいはかかりますよね。
私は徒歩でしたがテムズタウンの中にはレンタル自転車の店がありますので自転車を借りてのサイクリングさんぽも考慮できます。
町並み
イギリスの町並みと同じような家ですよね。
テムズタウンの中心にさんぽしていくと上記の写真のように通路は石畳になり、赤レンガの英国式タウンハウスの集合住宅やステーキハウスやウエディング用品のお店や書店などが建ち並び、取り囲むようにイギリスの田舎風一軒屋を模したヴィラが建っているエリアに入っていきます。
町の通りの看板も忠実にオックスフォード通りベイク通りなど模しているんですが中国語が入ると
通りの看板
牛津街(OXFORD STREET)
伯克大街 (BERK STREET)
になってしまいます。どうですか? なんかお洒落なのかどうなのか疑問を呈したくなる看板です。
テムズ川!?
テムズタウンの東側にやってきました。
テムズ川に模して作られた結構広い人工湖です。
湖で釣りを楽しんでいる人や湖を眺める矢倉みたい中にベンチがあり腰掛けて日向ぼっこしている人サイクリングしている人など休日の風景でした。
写真の右奥に見えるボートや船にも乗ることが出来るようです。
まとめ
- 天気に恵まれればスモッグがない景気の良い郊外のヨーロッパを堪能できる。
- 休日にさんぽ目的で物珍しさに興味がある方は特にオススメです
アクセス
住所:上海市松江区三新北路900弄230号
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